1人で生きていく最大のメリットは何か?

1人ってダサいとか、1人でいる人は哀れとか、未だにそういう目線をもっている人がいる。

そういう人は昭和の時代には多かったと思うけどね。

今は令和の時代であり、どんどん1人を推奨しているかのようなコンテンツが出てきたことは、私にとっては追い風に思ったりもしている。

 

社会は当然、人と人が支えあって生きていかないといけないわけ。

だけど、不必要にくっつきすぎていて、依存しまくっているのが、従来の人間関係であると断言できる。

 

今回は1人で生きていく最大のメリットということについて、掘り下げてみようと思います。

 

1人の最大のメリット・・・それは

今回も結論から言うと、それは『自由』であるということです。

負担もそれなりに多くなるんだけど、現在、様々な便利なツールやテクノロジーがあるおかげで、充分、1人で過不足なくやっていける土台が整っている。

あとは自分自身の心掛けとか習慣の問題だけであると思っています。

 

自由というのは具体的にどういうことなのかというと?

 

・自分自身が保有するあらゆう資源(リソース)が自分の裁量で使えるということ。

・自分自身が責任を負うことで、行った物事による全ての恩恵が自分のものになる。

・何にせよ気楽であり、他人の人生を背負う必要がない。

 

結果的に自由であるということ。

 

厳密に言うとね。

これが例えばカネで言うのであれば、稼いだ分は税金という形で国に支払わなければならないし。

時間ということであるならば、自分自身、次の活動の為に休息(睡眠など)をとらなければならない。

この点は自由に含めてはならないと思うが、それ以外はハッキリ言って自由であることは間違いない。

 

一度経験すると戻ることは出来ないのでは?

少々、私の話をしてみる。

私は関西人と東北の人間との間に生まれた子供でね。

しかも生粋の大阪人間と津軽の影響を色濃く受けた人間だったために、その影響はやはり家庭内でも色濃かった。

とにかく人!人!人!っていう父親と母親は、とにかく仕事に出てばかりだった。

そんな両親を否定しつつもしっかりと影響受けている兄二人は、とにかく自慢話が凄かったし、マウンティングにも余念がない(笑)

私を嘘つき呼ばわりするくせに、自分たちが嘘つきである・・・。

 

祖母がだらしなく汚くしている我が家の内情を見て、一緒に住んでくれたおかげで良くなった。

が、もしも、祖母がきてくれなかったら、きっと私たちの家庭は酷い有様だったと思う。

 

そんな過去があるから、私はとにかく早い段階で1人になりたいと思っていた。

しかし、結局、私も潜在意識のレベルで影響をうけていたために、本気で縁をきれたのは30歳を過ぎてから。

母親が亡くなり、祖母が亡くなったことが、断ち切るいい切欠にもなった。

 

多くはここでは語らないが、他の家族と決別というのは、紛れもなく己の自由の扉を開くことに繋がった。

自由な発想も出来るし、新しい知識が腑に落ちる感覚。

 

ああ・・・本当に俺は自由になったんだ!

 

と、いう感覚になった。

 

もちろん、その生活の全ての責任は自分が背負うもの。

だけど、私はそもそもが周りの家族の動向を見て、ああならないようにしよう。と決めていた。

なので、別れた後はむしろ清々しい気分になり、楽しむことが出来た。

 

自分の生き方に腹をくくれなければ

腹を括る・・・ここではそれは『1人で生きていく』という決断のことです。

別の言い方をすれば覚悟であって、自分に約束をするということです。

これが出来ない状態で、いざ1人で生きていくみたいなことを表面だけ取り繕い、結果的に資源を無駄にして前よりも酷い状態になった人たちを沢山みてきました。

そうなったら、それこそ本末転倒であり、やらない方が良かったという状態になるわけです。

何事もそうなんですが、特に1人で生きていきたいと思うならば、腹をくくる強い気持ちが重要です。

ですが、実際に自分1人で基本的な生活をしていくという状態を3日、3か月、半年、1年もやれば、気づきます。

 

こんなに楽で自由なんだ・・・。

 

とね。

 

おわりに

自由というのは非常に奥が深くって、実は答えがない概念とも言えます。

ですが、過去の先輩たちが命をかけて、その自由を手に入れようともがいていた時代もある。

現代は特に日本にいる者達にとっては、割と簡単にそれこそ腹を括るだけで、思い思いの自分の自由が手に入るインフラが整っています。

今後は更にAI技術に代表されるテクノロジーの進歩によって、もっともっと効率的に個人が簡単に楽に生きていける状態が来ることが必至。

孤独というキーワード、自由というキーワードに一抹の憧れを抱いている方々。

何も恐れる必要はないないし、簡単に自分の人生を謳歌できることになる。

しっかりとそのメリットを感じて、腹を括ることが出来れば、間違いなく自分の人生を歩める。

その結果、唯一無二の幸福感が訪れて享受できるということを、私がお約束します。